まずはお電話またはご相談フォームからお問い合わせください。ご相談は無料にてうけたまわっております。必要に応じて、弁護士や司法書士など法律の専門家へのご相談も可能ですので、適切なアドバイスにつながるよう、なるべく詳しい状況をお知らせください。なおご相談にあたっては、秘密厳守およびプライバシーの保護に配慮していますので、ご安心ください。

債権者となる住宅金融支援公庫（旧・住宅金融公庫）や銀行等の金融機関との交渉を、専門スタッフが進めていきます。また売却までのシミュレーションや売却価格、残債の返済方法などについてご依頼者様にお話しし、適切なご提案を行います。

ご提案した内容に納得していただけましたら、協会加盟不動産会社とご依頼者様との間で、専任媒介契約を締結します。この契約によって、債権者や抵当権者との正式な交渉が可能になります。 ご依頼者様にはこのとき、住民票や印鑑証明などの必要書類をご用意いただき、債権者・抵当権者には、協会加盟不動産会社とお客様の間で専任媒介契約を締結し、販売活動を行うことを伝えます。

債権者・抵当権者から任意売却の許可が下りるのを待って、販売活動を開始します。一般の販売活動と同じように、不動産流通機構「レインズ」への登録や、チラシ・インターネットを利用して広告を出すなどして進めます。場合によっては、購入希望者の内覧希望に対応いただくこともありますのでご協力ください。併せて、売却後の具体的なプランを立てていきます。

購入希望者と条件が合いましたら、売買契約となります。売買価格を元に、債権者・抵当権者への返済配当計画書を作成して交渉を行い、了承が得られたらいよいよ売買契約締結です。締結後には、引越し日程や残債の返済方法などについて取り決めます。

売買契約の締結から約1カ月後に、売買代金を債権者へ支払う「代金決算」が行われ、同時に抵当権の抹消、所有権の移転が完了して、物件の引き渡しとなります。これには、ご依頼者様、購入希望者、債権者、抵当権者、司法書士などすべての関係者の同席が必要です。初めのご相談からここにいたるまでの期間は、約3カ月～1年程度となります。